エンジニアの英語勉強法
英語はつらい。
アメリカに何年住んでも英語はよく分からないし、まったく勉強する気にならない。
こんな私なんですが、意識が低いなりにアメリカで就職するために英語を勉強しました。誰かの役に立つかもしれないので、自分なりの勉強法をまとめておきます。
まずは私の英語遍歴から(一般的な指標としてTOEICの点数を書いておく)
高校時代:英語ができないので理系にする。英語は捨てて数学と物理で勝負
大学1年生:初めてTOEICを受ける。470点とかだった気がする
学部卒業:就活とか院試とかあるので地道に勉強する。TOEICは680点とかだった気がする。
修士:将来のことを考えて細々と勉強する。TOEICは700点後半くらいだったかな?
博士:国際学会とか海外インターンに行くようになる。TOEICは900点くらいだった気がする
役に立った勉強法
- そもそも英単語を知らなすぎるので、ひたすら単語を覚える
- 日常生活でも単語さえ知ってればどうにかなるので単語力は大事
- 学部生の間にこの単語帳を20周くらいやった
- TOEIC公式問題集を満点近く取れるまでやりこむ
- 答えを暗記しても意味がないとおもいきや、答えを暗記していくうちに単語とか文法もだいたい覚えてしまう
- TOEICの点数も上がるので気分が良くなる
- 発音記号の読み方を勉強する
- これは本当にやって良かった
- 子音をマスターするのは難しい気がするけど、母音だけでも練習するとそれっぽく聞こえるようになる
- 携帯で自分の発音を録音して確認しながらやると良いよ
- 自分の発音がそれっぽく聞こえると気分が良くなる
- 国際学会の発表原稿を丸暗記する
役に立たなかったorやる気が出なかった勉強法
- 細かい文法の話(前置詞とか)
- そもそもやる気が出ない。文法できても誰もほめてくれない
- エンジニアとして生きていくだけなら、文法はテキトーでもどうにかなる
- 管理職とかの政治力が試される仕事になると、正しい英語力が必要な気がしなくもない(一番大事なのは声の大きさな気がするけど、、)
- 英語で映画とかドラマを見る
- 英語以前にそもそもアメリカ文化に興味がなさすぎる
- シャドーイング
- シャドーイングってすごく良いって聞くんだけど、何回かやってうまくできなかったからやる気がでない
- 誰もほめてくれない
しょうもない英語サバイバルスキル
- まずは中国人とか韓国人で英語を練習しよう
- 否定疑問文(That is not fun?とか)はyes/noで質問に答えない
- これは論理が反転するやつなので日本人には無理すぎる
- 質問をそのまま反復すれば答えになる。That is not fun
- 疑問形を作るのがめんどくさいときは語尾にright?を付ければ質問になる
- This is a pen, right?
- シンガポール人とか中国人がよくやる
- 初期の頃はよくやっていたけど、なぜか最近はやらなくなってきた気がする
- なんとなく粗野な感じがしなくもないけど、最初はとりあえず通じればなんでも良い
- 相手に質問させるスキを与えない(特に対インド)
- こちらから質問し続ければ、リスニングしなくていい
- 自分の英語が通じるフィールド&トピックで戦おう
- 聞き取れないときはちゃんと聞き返す
- 最初のうちは半分以上分からなかったりして、聞き返すのすら苦痛すぎるんだけどよく分からずyesっていうより良い
- そもそもエンジニア同士だと相手の英語がおかしいことがよくあるので、聞き返しても誰も気にしない(そもそも誰も話を聞いていない)
- 私が聞き取れないような英語を話す相手の方が悪い
- 自分の英語が通じないときは相手のせいにする
- 私の英語を聞き取れないお前の修業が足りないんだ
- とにかく大声で自信満々に話す
- 自分はわるくない
- 長い英語のメールを書かない
- アメリカ人はメール読まない。長文を書くだけ無駄
- (スーパーとかで)よく分からない質問をされたらとりあえずNoっていう
- 最悪ビニール袋を貰えないくらいで済む
- Yesっていうと変なメンバーシップに入らされたりして、さらに英語を話さざるを得なくなる負のループ